本日、踵や足の裏の痛み防止のテーピングです。
足骨は多くの関節のなかでも特に複雑でブロック状の骨が複雑に結合され、それぞれが関節となります。そのため足の裏の縦横アーチとなり体重を支えています。
足の裏には、足底筋膜と呼ばれる、膜のように薄く幅広い腱が、かかとの骨から足指の付け根まで張っています。足の甲の骨は、弓状(アーチ)になって体重を支えているが、アーチを弓の弦のようにピンと張って支えているのが、足底筋膜です。
丈夫な足底筋膜も、歩行やランニング、ジャンプで使いすぎたり四十歳代以降になると、古いゴム管のようにひびが入り、炎症を起こします。それが痛みの原因となります。長引くと、足底筋膜の付け根にあるかかとの骨が、とげのように大きくなり、痛みが増すこともあります。ランニングなどの過使用による緊張以外には、へん平足、老化によるアーチの低下なども原因となります。長距離走をはじめとしたスポーツのほか、長時間の立ち仕事をする人も発症します。
いろいろ貼り方はありますが、基本的な足低テーピングです。
①テープを熊手状(4本)に切り、テープの一端をかかとの付け根から貼り始めます。
②1本づつ指と指の間に向かって貼って行きます。完成です。
踵の保護テープ
①足の裏側にアンカーテープを貼るA。Aのアンカーテープの内くるぶしの下からアキレス腱の下、外くるぶしの下を通してアンカーテープを貼るB。(2.5cm幅テープ使用)
②①を交互に繰り返して行う。
③かかとの部分をしっかり覆う。
④①のBのアンカーテープの上にアンカーテープを貼る。
完成。
足の正常なアーチ
ついでに、足低ストレッチ
だらだら・・・ながくなりましたが、足低筋膜とアーチは長距離ランナーにとってとても重要なので保護してください。
次回、足首保護テープ予定です。よろしく!