本日、ランニングで有効なテーピングいきます!
マラソンの練習時や本番で、ひとによって関節のくせがあるので痛みに出る場所がいろいろあります。弱い場所や負荷の多い場所にテーピングし異常な動きを正常な動きに戻します。貼って動いてるだけで治療にもなります。
(足首・ふくらはぎ・ヒラメ筋・アキレス腱)
① テープをY字に切り、かかとを浮かし、アキレス腱を伸ばした状態で、土腐まずからかかとを包むように貼り始めます。

② 両端のテープでふくらはぎを包み込むように貼ります。

③ 完成です。かかとを浮かせた時に足首にテープのシワが入ります。

(基本的な膝の保護)
① テープをY字に切り、腰骨の付け根から貼り始め、テープの切れ込みが、ひざ上にくるようにテープを引っ張らずに太ももに貼ります。

② 膝を曲げた状態で、切れ込みが入っている一方のテープを外側からお皿を包み込む様に貼り、もう一方のテープを同様に内側からお皿を包み込む様に貼ります。

③ 完成です。

(さらに補強が必要な場合)
① 膝を曲げた状態でお皿を下から支えるようにU字状にテープを貼ります。

② 完成!

(過度の運動で膝の外側が痛む)
① 腰骨より貼り始めひざ外側の下までテープを引っ張らずに筋肉を伸ばして貼ります。

これは、股関節痛保護にもなります!
(膝の内側が痛む)
膝内側はふともも前面の筋肉群の腱が膝内側を通って膝下(下腿の内側)に付着しており、その部分をガソクといいます。痛みは、女性に多いです。

上図の部分をテープで補強します。
基本的な貼り方ですが、いろいろ組み合わせます。貼って運動すると以外ときもちいいです。ためしてみてください!
最近、ゴルフ・テニス・マラソンなど、スポーツをする人が増えているのでテーピングについて書きます。

テーピングには用途・目的別でいろいろありますが、大きくわけると基本的には2種類でホワイト・テープ(固定テープ)とキネシオロジー・テープ(伸縮テープ)に分かれます。
(ホワイト・テープ) 固定だけを目的にしており、コンタクトスポーツなどハードにぶつかり合うプレーの際に、関節を固定して補強し怪我を予防するために使います。また、負傷後の固定に使うこともあります。


(キネシオロジー・テープ) あるていど固定はしたいが柔軟性もほしいというニーズに加え筋肉にそって皮膚上に貼ることで正常な動きにサポートし運動や仕事などからくる慢性痛など防ぎます。また、リンパの流れを刺激するので疲労を軽減・回復するといった効果もあります。こちらのほうが用途はひろいです。


次回、スポーツ別貼り方を紹介します。よろしく!
大阪介護支援協会 西区支部、研修会に参加。
高齢者や要介護者が住み慣れた地域で生活が継続できるよう、在宅医療と介護との連携への推進にむけてがテーマ。
今回は、永田医院・永田昌敬先生が主治医への情報提供で必要なことやアセスメント・連絡、連携方法・糖尿病患者についてなど講義されました・・・大変、勉強になります。
その後、懇親会へ・・・・。西区支部長・北堀江病院 福嶋氏のあいさつ。

残暑お見舞い申し上げます。
日中はまだまだ、あついですが・・・めげずに頑張りましょう!
皆様の健康をお祈りしております。

西区の風景
前回の振り子運動で肩関節が少し可動してきたら、次に徒手体操・棒体操を行います


どちらも、背中をのばして痛みのないほうで支え、患側の肩を脱力しながらゆっくり動かしていきます。(痛みがでるまでやらないこと)
猫背でやると、鎖骨・肩甲骨が可動しにくく痛みもでやすいので、できたら立位でやりましょう。
これは、基本体操ですが五十肩の予防にもなります。
こんにちわ!本日、自分でできる簡単な五十肩体操を紹介します。
①アイロン体操(初期の運動)

1kgほどのおもり(ペットボトル・鉄アレー)を痛む側の手で持ち前傾姿勢で肩から振り子のように動かします。
反対側の腕を机などに置き上体を支えるようにして背筋をのばす(できるだけ猫背にならない)よう注意。肘をのばして筋力を使わず体幹からゆらす感じで痛みを感じる手前の範囲で動かすのがポイントです。(痛みを我慢しながらやらないよう注意)
これは、おもりで肩関節を軽くひっぱることで肩関節の痛みを軽減して動かしやすくし、肩関節の潤滑を良くします。
これをできたら10分ぐらい1日3回ほど行ってください。
前回、五十肩の原因の多くが肩のインナーマッスル(ローテーターカフ)のアンバランスから棘上筋の圧迫・炎症から起こると説明しましたが・・・。

今回、具体的な施術法・予防法など説明いたします。

上のインナーマッスル群(ローテーターカフ)はバランスよくしっかり肩関節を保護し動作していると問題ないのですが・・・・。長期、悪姿勢や使いすぎなどでアンバランス(硬・柔)が生じます。
鍼治療などはおもにかたくなって可動しにくくなっている筋肉を限定して刺激してゆるめ、ローテーターカフの安定を図っていきます。

鍼などで筋肉群が安定してくると、ある程度は楽になりますが、悪姿勢を修正しないと再発してしまいます。
五十肩になりやすい人は鎖骨・背骨・肋骨などがひらきにくく(胸がひらきにくい)なっていることが多くそのため、肩関節に負担をかけています。

それらを修正するために外部筋肉のアンバランスを治療していきます。
背部周辺の筋肉を調整していくと、呼吸もらくになり、疲労回復はもとより体力も向上します。

前回にひきつづき、五十肩について説明します。 肩関節は半球の上腕骨が肩甲骨の浅い皿状の溝にはまっています。肩甲骨自体も固定されておりません、そのため肩関節は身体のなかにある多くの関節のなかでも一番広い可動域を持つことができます。

しかし、その反面でよく動くのではずれやすく、肩に脱臼が多いのもそのためです。 不安定な肩関節を補うためにこの関節周囲には多くのじん帯・腱・筋肉が取り巻いています。その筋肉群を回旋腱盤(ローテーターカフ)といいます。肩にある大きいおわん状の筋肉(三角筋)の下にあります。

上の三角筋をとりはずすと下にローテーターカフが肩関節を構成します。

ローテーターカフは棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋で構成。
この筋群が老化・使いすぎ・悪い姿勢・筋力低下などで弱くなると肩関節の安定を保てなくなり、上腕骨頭がずれ、棘上筋の腱が2つの硬い骨に挟まれてしまいます。

その結果、棘上筋腱に炎症や亀裂が生じ五十肩に移行していきます。
また、これが長期つづくと肩関節の滑液包に炎症が起き癒着して治りにくくなるので要注意です。よく肩や膝にヒアルロンサンの注射をするのは、このためです。
早期治療をこころがけましょう。
これを、予防・治療するには背骨を良好な姿勢に保ちながらローテーターカフ(インナーマッスル)を鍛えバランスをとる必要があります。
ややこしくなりましたが・・・・次回、治療法など書きますのでよろしくおねがいします。
あつい日が続きますが、お元気でしょうか?
今回、五十肩についてです。
まず、肩こりは疲労などで筋肉の血行が悪くなったり、かたくなったりですが、五十肩は肩の関節や腱の炎症により、腕が上らないあるいは肩関節周囲が痛くて腕が動かせない状態で肩の可動範囲が狭くなります。


ほっといても半年~1年も経てば治るといいますが、これは痛みがひいてきた頃から腕を動かすなどの適切な処置をした場合で、対処しなかった場合は3~4年程かかる場合もあります(日ごろの体の動き、使い方、姿勢などの影響)また、同時に両肩が痛くなることはあまりなく、片方だけ発症しますが、治ると反対の肩に発症することもあります。
次回、対処方・予防法などかきます。
前回、梅雨期のだるさや疲労・むくみ・関節痛などの原因の1つとして湿邪(しつじゃ)である・・・と書きましたが、これには意外とお灸・温灸・ホットパックなどの温める(温熱刺激)施術がよく効きます。
単純なはなしなんですが、湿邪は性質が水なので温めて蒸発させます。
また、体に温熱刺激を与えると、湿邪の出口をつくります(上半身・・・・・発汗 下半身・・・・利尿)
注) 頭部はあたためません。
